はじめに
レンジャーシステムズは、文化形成を行う時間として年に2度土曜日に出社して社員イベントを行っています。全社研修ではラーニング委員会による「学び」企画が実施されており、今年は1日経営体験を行いました。
なぜ1日経営体験を行うことにしたのか
以前もブログでご紹介させていただきましたが、ラーニング委員会は勉強・学びに関する企画・運営をする委員会です。
以前のブログ記事URL:自走型組織を目指すための手段「コーチング」
ラーニング委員会の今年の目標は「当事者意識を高め、自律する」です。
昨年から課題としている「当事者意識」の他、自分のことは自分でできる「自立」ではなく、信条を持って自身をコントロールする「自律」を目標の一つとしました。この目標を達成すべく、ラーニング委員会では予算策定シミュレーションによる会社のお金についての企画、プレゼンテーションスキル向上や契約書で使う法務の知識取得などのビジネススキル企画など案が挙げられましたが、今回は全員が当事者意識を持てるよう経営にフォーカスすることに。
楽しみながら学ぶためにゲーム型に焦点をあて、経営体験できそうなゲームをピックアップ。 その中でラーニング委員会の目標をクリアできそうなゲーム内容にカスタマイズし用意をしてきました。
全社員参加の経営体験ゲーム「The 商社」を実施
2024年4月13日(土)の当日は株式会社プロジェクトデザイン様にご協力いただき、「The商社」というビジネスゲームに取り組みました。
The商社は、1つの会社のメンバーとして3~6人のチームを組み、各チームが保有する資源カード、ビジネスカード、お金をもとに他のチームと交渉を行いながら自分たちの事業を立ち上げて会社を大きくしていくビジネスゲームです。
当日のチーム分けはくじ引きで行い、3~4人の6チームで合計2回ゲームを実施しました。1回戦はルール説明のみで早速実践。1位のチームは最終意思決定者を決めておくなどの役割分担を決め、2位と大きく差をつけての優勝でした。
2回戦に入る前には各チーム振り返りを行い、良かったポイント、悪かったポイントを全体で共有しました。
業績が良いチームの特徴もプロジェクトデザイン様よりご共有いただき、各チームでヒト・モノ・カネの経営資源を効率的に機能させるために目標や戦略を立てました。
2回戦目はどのチームもより細かい目標を立て、チーム内の会話がレベルアップしたように感じました。
他のチームの動向を予測したり、市場全体のスコアが上がるように協業したり、他社(他チーム)とWin-Winな関係性を築くために相手の立場に立った交渉をしたり。様々な工夫が加わり、より白熱した交渉が見られました。
結果は1回戦と同様のチームが1位でしたが、市場全体のスコアは約2倍に上がり、目標達成できたチームが多くいました。
あっという間に終わりの時間を迎えましたが、3回戦目もやりたかった!という声もありゲームを通して楽しみながら学ぶことができました。
最後に
ビジネスゲーム形式での経営体験を通して、経営に必要な要素を体験し考えることができました。全員がチームの目標を達成するために考えて行動し、当事者意識を持って取り組めていたと思います。
今後もラーニング委員会は定めた目標に沿った企画を実施し、「気づき」や「学び」を提供できるよう活動していきたいと思います。 業務以外の活動もブログにて紹介していきますので、楽しみにしていてください!