若手エンジニア向けにネットワーク技術や業界情報を発信している【show int】土屋様に、弊社COO成田をインタビューしていただきました。
インタビューでは4Gや5G、その先はどうなっていくのか、などモバイルネットワークの遷移と未来、これからのエンジニアに求められること、などを中心にお話しています。
プロフィール
土屋 太二 (つちや たいじ) さん
業界歴10年以上の現役ネットワークエンジニア。
国内外のカンファレンスで新人ネットワークエンジニア向けチュートリアル発表を含め計40回以上のプレゼンを経験。
国内ISP → 日系SIer アメリカ支社 → USスタートアップ企業という多様な経歴を持ち、様々な立場でのネットワーク運用やインターネットコミュニティ活動を経験。
COO 成田翔一
レンジャーシステムズで若手時代にネットワークエンジニアとして経験を積みながら徐々に領域をモバイルに拡大。
5G関連事業の立ち上げや事業部長を経て取締役COOに就任。 エンジニアとマネージャー双方の視点を持って事業をリード。 コミュニティへの情報発信や意見交換に取り組みながら業界への貢献方法について考えをめぐらせている。
インタビュー内容
一部インタビューの中身をご紹介します。全容はぜひ動画をご覧ください。
土屋 モバイルネットワークも時代の流れによって変わってきたと思うのですが、成田さんから見てどういった変化があったと思われますか?
成田 さかのぼると4Gの前に3.9Gといっていた時代がありました。その時はガラケーの時代で、そこからLINEと言ったツールが増え始めスマートフォンに変わってきました。そしてTwitter(現:X)とかYouTubeとかリッチコンテンツが出てき始めました。技術の進化はあったかもしれないですが、コンテンツとかアプリケーションが変わっていくことでそこに追従する形で3Gから4Gにユーザーが移り変わっていったという流れだと思います。
土屋 携帯の使われ方が変わってきたというのが一番大きいのですね。
成田 そうですね。そしてユーザーがある程度コンテンツになれてきたら、今度は自分たちでSIMを選べるようになってきて、そうすると「次は何が来るんだ!?」といった形で5Gが騒がれ始めたという流れだと思います。
土屋 そうすると今度は5Gをガンガン進めるぞといった意向なんでしょうか?
成田 今、スマホで満足していて5Gになったら何が変わるのだろうと私も考えていました。そういった中でローカル5Gというものが出てきました。これは今までの3G、4Gとは違い一般の企業の方が自分たちで携帯の基地局を立てて、自分たち専用のネットワークを作れるといったもので、産業活用とかに注目されてきました。
土屋 産業活用とは具体的にどういったものとなるのか教えていただけますか。
成田 よく言われるのが農業で、そういったところでIoTを進める中で利用されたり、もう少し次の段階となると製造業。ファクトリーオートメーションの活用などでも注目されています。
土屋 実際、5Gになったからインターネットが大きく変わったというようなことはあるのでしょうか?
成田 まだ4Gのままに近いかなというような感じはあります。デバイスやコンテンツは5Gに変わったから何が変わったかと聞かれるとなかなか想像できないです。そうなってくると、スマホが違う形になるのか、それとも別のデバイスが出てきたときに5Gが実感できるような世界があるんじゃないかと思います。
そして今後モバイルネットワークはどうなっていくのか。 続きは動画で・・・・ https://youtu.be/FjCNDp4XgnA?si=-sWEdf31A7AiJpCa
さいごに
本件について、動画撮影に不慣れな運営側を企画段階から撮影までshow intの方にサポートいただきました。
ご協力いただいた皆様、心よりお礼申し上げます。
YouTubeチャネル・show int では技術情報の他、業界情報、エンジニアのキャリアパスについてなど、これからエンジニアを目指す方や若手エンジニアの方に向けた情報を多く発信しています。