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『JANOG49 Meeting』in 鹿児島 出展レポート

先日開催されたJANOG49 Meetingに、レンジャーシステムズはゴールドスポンサーとして出展いたしました。JANOGのセッションには、過去にレンジャーシステムズのメンバーが何度か登壇していますが、協賛・出展は初となります。

今回は、JANOG49に出展した様子をお伝えしようと思います。

JANOGとは

JANOG はJApan Network Operators’ Groupの略で、言葉の通り、日本のネットワーク運用者や、多種多様な職種な方が集うコミュニティで、年2回のペースでJANOG Meetingが開催されています。

JANOGは開催毎にホスト(事務局)となる企業が運営や取りまとめを行う体制となっており、今回は株式会社シナプスさんがホストを務めてくださいました。

JANOG49 Meetingの開催地

全国各地で開催されているJANOGですが、今回の開催地は鹿児島。

行きは、羽田から鹿児島空港まで2時間程ですので、ネットで現地の情報を確認したり、少し眠ったりしているとあっという間に鹿児島に到着です。

開催場所は、普段、コンサートやライブなどが行われている鹿児島市民文化ホール(川商ホール)で開催されました。

すぐ近くには鹿児島湾があり、その先には桜島が見えるとても眺めの良い場所です。写真では遠くに桜島があるように写っていますが、実際はもっと間近に桜島が見えます。

注:UFO飛来のように空に球体が映っていますが、窓越しに撮影したため照明が反射しています

開催3日目のお昼頃に噴煙3,400メートルを上げる噴火があったそうなのですが、まったく気が付きませんでした・・。一緒に参加したメンバーは音が聞こえたそうです。

首都圏に住んでいると火山とは縁遠い生活ですので、「噴火!!?」と驚かずにはいられないのですが、鹿児島に住む皆さんにとって噴火は日常茶飯事とのこと。桜島から立ち上る噴煙を見ていると地球は生きていると感じさせられます。

レンジャーシステムズの出展内容

さて、JANOGでの展示内容を改めてご紹介したいと思います。

弊社は、MVNO、ISP、BWA等の通信事業者を中心に、ネットワークインフラ構築から運用を支援してまいりました。モバイルネットワークの豊富な経験と実績を活かし、プライベートLTEやローカル5Gといった自営モバイル網の導入支援を行っています。

一昨年程前よりローカル5G関連のお問い合わせもますます増えはじめ、JANOGではプライベートLTE(sXGP)、ローカル5G導入に関わる当社取り扱い製品にスポットを当てました。

SaaS型モバイルコア(Working Group Two社)

LTE/5G対応、圧倒的なコスト削減を実現するクラウドベースのモバイルコ

ローカル5G導入ではイニシャルコストや運用コストが課題となっていますが、Working Group Two社のSaaS且つクラウド型のモバイルコアはオンプレミス型と比べコスト軽減が可能です。

Web-scale手法によってソフトウェアのアップグレードや、クラウド(AWS基盤)活用でハードウェアのEnd of Lifeを排除。また、月額サブスクリプションより費用感が分かりやすく、お客様にとってビジネスプランが立てやすい課金モデルとなっています。

運用面においても、優れたシステム管理画面が標準で提供され、通信状況がリアルタイムで可視化されるなど、技術的に不安を抱えるお客様にもわかりやすくご利用いただくことができます。

Trend Micro Mobile Network Security™ (トレンドマイクロ社)

5G/ローカル5G向けセキュリティソリューション

ローカル5Gが普及していく一方で、重要となってくるのがセキュリティの観点です。閉域網とは言え外部のシステムと接続して利用する場合も想定されるため、外部から脅威が侵入する可能性が考えられます。

また、ローカル5Gに使用しているデバイスから何らかの形で脅威が入り込む内部からの侵入やSIMカードの窃盗によりシステムに侵入されるケースも懸念されます。

トレンドマイクロ社のTrend Micro Mobile Network Security™ (TMMNS)は、SIMカードとネットワークにセキュリティ対策を施すことで、End-Endでのセキュリティ状態を可視化し、脅威から対処することが可能です。

ご興味を持たれましたら、こちらからお気軽にお問合せください。

展示ブースでは、プライベートLTEの基地局を設置しデモをご覧いただきました

JANOGに出展してみて

JANOGのセッションでは普段聞けない内容を聞くことができたり、様々な方が集い交流を図れる場は普段ないので、このようなコミュニティはとても貴重な存在と言えます。

物理的な距離の近さもありますが、気軽に出展社同士で会話ができ、地元名物が詰まったおやつが配られ、さらには他社の方が「よかったらどうぞ!」とノベルティのおすそ分けを持ってきてくださったり、あたたかい空気が流れる場でした。

参加メンバーの感想

今回、現地参加したメンバーからJANOG参加への感想を聞いてみました

プロダクトマネージャー 土屋 優 (写真左)

昨今の情勢により、参加前から現地での開催自体が危ぶまれていましたが、なんとか無事現地で参加することができ嬉しかったです。JANOGには初の参加でしたが、例年より来訪者が少ないと聞きながらも
ブースに来てくださった方や出展社の方々との交流はとても貴重な経験だと思いました。
他の展示を見て回った感想としてはSIerとしての出展はレアなのかなと思いつつも、良い意味で多様な視点から見ると、何かわくわくするようなことができるのかなと少し感じました。

シニアセールスマネージャー 海老根 彰 (写真中央)

今回、会社としても個人としてもJANOGデビューでした。参加してみての印象としては、主催者、協賛社、来場者がみなさん通信業界を盛り上げようとする雰囲気があり、終始暖かみを感じるイベントでしたね。特に常連の方々同士のJANOGネットワークはつながりが強そうだったので早いところ仲間入りしたいところですw
今回初出展してイベントの雰囲気もわかりましたし、積極的にかかわった方がより楽しめるイベントかと思うので次回は弊社から登壇したりノベルティを作ったりとより多方面で関わっていければ面白いなと思う次第です。
現地の鹿児島については、3日目に桜島が噴火したニュースを聞いて、一同仰天していたのもつかの間、タクシーの運転手さんからは「今年、4回目だよ。」のコメント(つまりは週1回ペース)にびっくり、ほんと現地の人には日常なんですね。
さて、次回の函館にどうやったら行けるかいまから画策します!

プロダクトマネージャー 堀田 明広 (写真右)

昨今の社会情勢のため、現地への来訪者が予定より少なくなってしまい残念でしたが、その中でもブースに来てくださった方からは貴重なご意見を聞けたり、空き時間に自身で他社さんのブースを回ることで交流はできたので、行った意義はあったと思います。
特にホストを務められたシナプスの竹内社長に直接お会いできたのは個人的に嬉しかったです。
現地ではご当地グルメ(ざぼんラーメン、黒豚など)を満喫したつもりでしたが、さつま揚げを食べ忘れたことに帰宅後気が付いたのが唯一の心残りです。

最後に

今回、開催される予定だった懇親会が中止となり、多くの皆様とご挨拶できずとても残念ではありましたが、お世話になっているパートナー企業様と新たな展開のお話もあったり、対面でコミュニケーションをとる大切さを感じました。

次回、JANOG50は北海道・函館で夏に開催されます。

その頃には「やっとコロナが終息したなぁ」としみじみ言える状況になり、あらゆる場所で賑わいを取り戻していることを願っています!