ブレインズ社とAIカメラ「mono AI」を共同開発、センスタイムジャパン社の画像認識技術を活用した顔認証システム「mono AI-Face」を発表

ニュースリリース
2019.05.27

レンジャーシステムズは、人工知能や画像音声処理技術をもとに各種製品開発を行っている株式会社ブレインズ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:堀内 岳人、以下ブレインズ)と共同で、高解像度カメラを搭載し、エッジ上で画像解析を実現するAIカメラ「mono AI」を開発しました。
さらに、世界的に高い画像認識技術を持つ株式会社センスタイムジャパン(本社:京都府京都市、代表取締役:勞 世竑(ろう せいこう)、以下センスタイムジャパン)の顔認証ライブラリ「SensePerson」を搭載し、低価格ながら高性能な顔認証システム「mono AI-Face」を2019年秋より販売開始致します。

「mono AI」は、LTE Cat.M1通信機能を搭載したカメラで、内部でAI処理を実現する画像系エッジコンピューティングに最適な製品です。

第一弾のシステムとなる高性能な顔認証システム「mono AI-Face」は、カメラ自動調整機能を持ち、電源を入れるだけの簡単設置で顔認証機能を実現します。さらに防塵・防水性能はIP65レベルに対応するため、さまざまな環境でのご利用が可能です。
「mono AI-Face」は、監視、リモート設定、ソフトウェア更新やAIモデルの管理等の機能を持つ「mono AIクラウド」と併せてご提供します。また、「mono AIクラウド」のAPIから各種システムとの連携が可能です。

レンジャーシステムズは、「mono AI-Face」をはじめ、駐車場管理、オブジェクト認識等、各種システムの開発・製品化・カスタマイズを進め、「mono AI」のラインナップの充実を図ってまいります。

なお、2019年5月29日から5月31日までの3日間、東京ビッグサイトで開催する「ワイヤレスジャパン2019」出展ブースにおいて、「mono AI-Face」を展示致します。

■製品名 : mono AI-Face

mono AI-Face top

■特長 :
–    世界トップクラスの顔認証性能
–    電源を入れるだけの簡単設置
–    立ち止まらず、ゆっくり歩く速度での認証が可能
–    LTE Cat.M1対応 (Softbank、au、docomo対応予定)
–    IP65相当の防塵・防水性能、自然空冷(ファンレス)
–    ローカルで最大10,000人の登録・認証が可能クラウドAPI経由で各種システムと連携可能


■Webサイト:https://ranger-systems.co.jp/service/visualization/ai-face/

■価格 : オープンプライス

■システム構成:

mono AI-Faceシステム概要

■製品仕様 (予定):

mono AI-Face仕様

■センスタイムジャパン社からのコメント
顔認識は、様々な分野で注目されており、今後飛躍的に成長する技術になると考えております。
顔認識率99%以上を記録するセンスタイムジャパン社の画像認識技術と、レンジャーシステムズ、ブレインズの製品技術の融合により、世の中に役立つ顔認識ソリューションの創出と普及を期待しております。
株式会社センスタイムジャパン
代表取締役 勞 世竑(ろう せいこう)

■株式会社ブレインズ 会社概要
ブレインズは、常に技術の先進性、製品の高信頼性、高機能性を追求し、半歩先の技術を製品として実現することで、社会に貢献し、社会の「ブレイン」として、共存共栄の精神で発展してまいります。
所在地:東京都世田谷区玉川2-27-8 玉川ビジネスパーク4F
代表者: 代表取締役 堀内 岳人
設立: 1986年8月6日
事業内容: 映像配信、画像処理装置を中心とした組込み機器(S/W、H/W)の開発
URL: http://www.brains.co.jp/