2016年4月より提供している、トイレの使用状況をリアルタイムで可視化する「トイレsearching」に、消耗品の残量を事前に検知する機能を追加しました。既存の設備に専用センサーを取り付けるだけで、洗面台の石鹸液の残量及びトイレットペーパーホルダの残量を検知し管理者にお知らせします。
レンジャーシステムズは、2016年4月よりIoTを手軽に導入できる「トイレsearching」・「待ち行列searching」の提供を開始し、導入実績が3,500センサーを越え、商業施設やオフィスなど様々なトイレの使用状況のデータ化を実施し利用者の利便性や管理者のメンテナンス効率化を実現してまいりました。
今回新たに、トイレの個室の使用状況だけでなく、トイレエリアの消耗品である洗面台下の石鹸液やトイレットペーパーホルダにあるロール残量を検知するBLEセンサーを開発しました。これにより、トイレsearchingのアプリケーション上での可視化が可能となりました。
残量が少なくなった事を検知した時にアラート通知を行うことで、「洗面台の石鹸がない」「トイレットペーパーがない」事を事前に回避することができ、メンテナンス効率と併せて利用者の満足度向上にも繋がります。
遮断検知センサーはボタン電池タイプのため、既存の設備に簡単に設置することができ、また、個室の使用状況を検知するBLEセンサーを受信するBLEゲートウェイで使用できるため、導入コストを抑える事ができます。
レンジャーシステムズは、今後もトイレ空間を改善するIoTサービスをはじめ、画像解析AIを活用した様々なサービスの創出を目指します。
■トイレsearching概要図
Webサイト: https://ranger-systems.co.jp/service/visualization/toilet-searching/